2009年には26,680人が生殖補助医療ARTで妊娠し、出産しています。



体外受精

 

ステップ3

 

第三のステップ、体外受精はいろんなやり方があります。

 

それぞれの身体に合わせて方法を選択出来ますから、「オーダーメード受精」などと呼ばれることもあります。高度不妊治療ですから1回にかかる費用も高額です。

 

<体外受精にかかる詳しい費用についてはこちら。>

 

 

生殖補助医療ART

体外受精は、まさに不妊治療の「最後の砦」ともいえる治療法です。

 

体外受精や顕微授精は生殖補助医療ARTと呼ばれる高度な治療技術が必要になります。
不妊専門クリニックなど、評判のよい病院で治療を受けたほうが良いでしょう。

 

体外受精は1978年にはじめて成功し、その後ARTによる出生率は年々増加しています。
厚生労働省の発表によると、2009年には26,680人がARTで妊娠し、出産しています。
不妊治療として、確実に成果をあげている治療法なのです。

 

 

体外受精の詳細

 

排卵の誘発

月経3日目に来院し、採血をしてホルモン値を確認する所から始まります。
採卵しなければならないため、排卵誘発剤を使用する場合が多くなります。

 

 

超音波検査

月経開始日から9~12日の間に超音波検査で卵胞の数や大きさをチェックします。
HCG注射をすることもあります。
卵子が成熟するまで毎日病院に通う事になります。

 

 

採卵、採精

月経開始日から11~14日に採卵針を膣内に入れ、卵胞液を吸引します。

 

採卵出来る数は人それぞれです。
10個とれる人もいれば、1個もとれない人もいます。

 

男性は採卵日の当日、病院でマスターベーションするか、自宅でとった精子を3時間以内に病院に持参します。凍結精子を利用する場合もあります。

 

 

受精

採卵、採精が終わったら、卵胞液から質の良い卵子を取り出してシャーレに入れ、胚培養士によって洗浄、濃縮された精子と合わせて自然受精を待ちます。

 

 

培養

受精が確認出来たら、受精卵は培養機で培養されます。
およそ1週間で胚盤胞に成長します。
受精卵の中でも分割が良好な胚を子宮に戻すことになります。

 

 

 

胚の凍結保存

体外受精では、1回に移植出来る胚は原則1個のみです。

 

体外受精で複数培養して育った良質な胚を凍結保存しておけば、もし妊娠出来なかった場合、この凍結胚を利用できます。胚を凍結して保存しておくことで、次の妊娠へつなげることができます。胚の凍結保存を移植する方法は、基本的に保険が対応できます。

 

投薬治療を行って理想的な子宮環境をつくるホルモン調整周期法は、1回につき2~4万円ほど費用がかかります。