東洋医学では鍼灸やマッサージ、漢方薬を使った治療が一般的です。



東洋学の不妊治療 ~女性編~

 

東洋医学では、西洋医学とは違い、「治療」ではなく、体全体の機能を「向上」させる事を目的にしています。治すよりも妊娠しやすい体づくりを目指していると考えて良いでしょう。

 

一人ひとりの体質の違いに合わせて、取り組むことができます。
副作用もありません。自然妊娠を望む女性には嬉しい方法と言えます。

 

 

東洋医学のポイント

指をさす女の子

東洋医学では「腎気」というエネルギーを大切に考えています。

 

身体全体の腎エネルギーを高めて体質を改善することを目的としているため、ピンポイントの病気の治療というよりも身体の新陳代謝をあげる、冷え症を改善させるといった身体のバランスを整えていきます。

 

そのため、東洋医学では鍼灸やマッサージ、漢方薬を使った治療が一般的です。

 

 

 

冷え症の改善

女性の場合、東洋医学では特に冷え症の改善を目標にします。
冷えは万病の元と言われますが、不妊症の女性はほぼ100%冷え症だと考えられます。
生活習慣、食生活、身体を温めるアドバイスを積極的に行うことが大切です。

 

 

 

身体を温める生活習慣

不妊症の女性はまず下半身を冷やさないように注意しましょう。

 

普段からスカートよりもパンツスタイル、靴下を必ず履くなど、下半身を冷やさないファッションを心がけましょう。お腹にホカロンを当てたり、夏場にクーラーを使いすぎないなど、生活習慣を見直す事も大切です。適度な運動も冷え症改善に効果があります。

 

 

 

身体を温める食生活

身体を温める食べ物を積極的に食べましょう。
過度なダイエットは低体温の身体を作りますから妊活中はやめて下さい。
ねぎ、生姜、とうがらしを使った食べ物を積極的に取る様にして下さい。

 

体を温める食べ物のキーワードカラーは赤、黒、オレンジです。根菜類ではごぼう、にんじん、レンコン、ねぎ、たまねぎ、山芋、動物性タンパク質では赤身の肉、卵、チーズ、魚、魚介類がおすすめです。赤ワイン、りんご、黒砂糖、紅茶、ニラなども良いでしょう。

 

 

 

身体に良い漢方

当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしがくかごしゅゆしょうきょうとう)

特に手足の先が冷える人、下半身が冷える女性に良く効きます
疲労回復効果もありますから、毎日飲むことでゆっくりと体質も改善されていきます。

 

当帰芍薬散

冷え症、むくみ以外にも女性ホルモンが乱れがちな女性にはこの漢方薬がおすすめです。
貧血や月経痛にも効果があります。
漢方は副作用がなく、自然の植物の力を借りて体質を改善します。
不妊治療が目的でなくても、飲み続ける事で体質も変わっていくはずです。