20歳~40歳の男性100名に対して3名の人は不妊症と言って良いでしょう。



男性不妊症の割合

 

女性の不妊の割合

 

男性の不妊症の割合は、積極的に不妊について考える男性が少ないため、正確な数字を出すのは難しいと言われています。

 

「メス化する自然」という本が警鐘を鳴らすように、近年男性の生殖機能は低下していると世界中の動物学者、植物学者は口をそろえて発表しています。日本でも「草食男子」は増加の一途をたどり、セックスレスのカップルの悩み相談は後を絶ちません。

 

一体男性の不妊症の割合はどれ位なのでしょうか。

 

女性不妊の割合は?

 

 

カップルのうち「5%」の男性が不妊症?

日本の男性の人口はおよそ6200万人です。
そのなかでも20歳~40歳までの男性の人口は約1800万人いますが、最近は晩婚化がすすみ、40代男性のおよそ3人に1人が未婚です。
となると20歳~40歳までの男性で結婚されている男性は1200万人になります。

 

現在、結婚している夫婦の10カップルに1カップルは不妊症と診断されていますので、夫婦1200万組のうち、不妊症に悩むカップルは10%の120万組です。

 

調査報告によれば不妊症の原因が男性のみ、または男女共に原因があるとされるカップルは45%です。この報告から計算すると54万人の男性が不妊の原因であると言える事になります。

 

100組の夫婦のうち5組、すなわち5%の男性は不妊症と言うことになります。
この事から、20歳~40歳の男性100名に対して3名の人は不妊症と言って良いでしょう。

 

 

 

増え続ける男性不妊症

男性不妊症は先天性のものもありますが、がんや白血病の治療に抗がん剤を大量に使ったり、放射線療法を受けた後、精巣の機能が回復しない後天性の男性不妊症も増加しています。

 

精子や卵子は高齢になるにつれて数や質が低下していきますから、不妊治療に詳しい医療機関では、中学生以上で精子を採取することが可能な男性は、将来を考え、晩婚化や抗がん剤治療で不妊症になる前に、精子を凍結保存することも検討すべきだという意見も出されています。

 

 

 

男性の不妊治療

男性不妊の原因は人それぞれで大変デリケートです。
しかし男性の不妊治療は女性に比べて成功率が高く、手術も比較的簡単なものが多いのです。

 

精索静脈瘤の場合、瘤の部分を縛る「結紮術」を行った場合、およそ60%の男性が機能障害が回復します。閉塞性無精子症での精路再建術を行った場合、約83%の成功率で男性の不妊が完治すると言われています。

 

男性は女性に比べて自分が不妊かどうかと考えない場合が多いので、病院で検査して始めて不妊症だと分かる場合が殆どです。
パートナーと積極的に話しあい、前向きに不妊治療に取り組むようにして下さい。