女性の不妊のランキング1位は、原因が分からない「機能性不妊」となっています。



【女性編】不妊原因ランキング

 

女性の不妊原因ランキング

 

不妊の原因には様々なものがあります。

 

しかし一般的には女性は妊娠過程に、男性は精子形成過程に問題があるように思われているようです。実際の所、不妊の原因とは何なのでしょうか。

 

あるマタニティクリニックの調べをもとに、不妊原因のランキングを調べてみました。

 

<男性の不妊原因ランキングはこちら。>

 

 

 

第一位:機能性不妊(原因不明)…(42%)

 

どの検査を受けても異常が見つからない、
原因が分からない不妊症を「機能性不妊」と呼びます。

実はこれが42%と女性の不妊のランキング1位となっているのです。

 

この機能性不妊は、単純に原因が分からない場合と、原因があっても検査が分からない場合があります。卵胞から飛び出した卵子が、卵管采にうまく採取されない「ピックアップ障害」も原因不明の機能性不妊と診断される事があります

 

 

 

第二位:排卵障害…(34%)

 

卵子が育たなかったり、排卵されない「排卵障害」が不妊の原因の34%を占めています。

 

排卵障害になる原因は、まずは「加齢」による卵巣機能の低下が考えられます。
35歳を過ぎると卵子の質が低下し、卵子のもととなる原始卵胞の数が減りますから、排卵にも大きく影響します。

 

ストレスやホルモンの異常が原因で排卵障害が起こる事もあります。
また、高プロラクチン血症という病気によって排卵障害が起こる事もあります。

 

 

 

第三位:卵管障害…(11%)

 

卵管が癒着を起こして卵子や精子が通れない卵管癒着や、卵管閉塞という卵管の障害によって不妊になる事もあります。
不妊治療をする人のおよそ10人に1人は何らかの卵管障害が原因です。

 

この場合、軽度なら通気通水検査や卵管形成手術などによって自然妊娠が可能になります。

 

卵管癒着や卵管閉塞は自覚症状がないため、病院で検査しなければ分かりません。
早めに病院で検査をした方が良いでしょう。

 

 

 

第四位:頸管因子…(9%)

 

頸管因子とは、子宮の入り口である頸管から粘液が充分に分泌されず、精子が入りにくくなる障害の事です。

 

「頸管粘液不全」と呼ばれ、女性のホルモンバランスの乱れや頸管に炎症がある事が原因の場合と、男性の精子膿症が原因の場合もあります。

 

炎症の場合は抗生物質などの投与で治療が出来ます。
精子膿症が原因の場合は、重度になると人口受精や体外受精を選択する事も考えられます。

 

 

 

第五位:子宮因子…(4%)

 

子宮筋腫子宮内膜症、受精卵が子宮に着床しにくい子宮奇形など、子宮の症状が要因で不妊になる場合があります。

 

特に子宮筋腫は30~40代の女性に多く見られる疾患です。

 

筋腫と言っても良性の腫瘍ですから悪性ではありません。必ずしも不妊の原因と特定は出来ませんが、筋腫の大きさや場所によっては手術が必要になります。