日本に限らず、先進国では女性も男性も不妊症が増加しています。



不妊で悩む方はどれくらいいるの?

 

不妊に悩む女性

 

自分が不妊症だと分かった時、あなたは目の前が真っ暗になった事でしょう。
「どうして自分が…。」という気持ちになったはずです。

 

しかし現在、日本に限らず、先進国では女性も男性も不妊症は増加しているのです。

 

厚生労働省が発表した、平成14年度の不妊治療患者数は、推計で466,900人です。
その中で、人工授精した人は推計で66,000人と言われています。

 

 

不妊で悩む人の数

先進国では、不妊症を抱えるカップルが10~15%の割合で存在するといわれています。

 

特に増加しているのが男性の不妊症です。
今や男性の10人に1人が精子に問題を抱える時代だと言われているのです。

 

中でも日本は、先進国でも体外受精、顕微授精などの高度生殖医療(ART)の治療件数が、年間21.3万件と世界トップの国なのです。

 

現在日本で生まれる新生児の40人に1人は体外受精児です。
「晩婚化」と「晩産化」が今後も続くとしたら、この数はますます増えていくでしょう。

 

 

 

不妊の原因

不妊の原因は様々ですが、日本の場合、
「晩婚化」と「晩産化」の急激な増加が大きな原因の1つです。

 

2011年には、女性の平均初婚年齢は29歳。
赤ちゃんの約6割は、30代の女性から生まれているのが現状です。

 

第一子の初産年齢は、2000年では28歳でしたが、2011年にはついに30歳を突破しました。

 

高齢になると不妊になる確率は格段に上がります。

 

そのため、今や日本は不妊治療専門のクリニックが世界一多く(日本において不妊治療を行う病院・クリニック数は約600件。米国は500件弱、中国は約300件)、体外受精の実施数も世界一となっています。

 

 

 

35歳の壁

今から妊娠を考えている人は、是非「35歳の壁」を頭に入れて置きましょう。

 

女性は、不妊治療を行えば50歳までは妊娠が可能と思っている人が17%、45歳まで可能と考えている人が53%もいる事が、あるアンケートの調査で分かっています。

 

しかし、安全に自然分娩出来るのは35歳までと考える医師は多いのです。
統計でみても、不妊治療を受けても妊娠出来る可能性は45歳では0.5%しかありません。

 

35歳以上の方は年齢が上になるほど不妊になる確率は高くなる事を覚えておいて下さい。
健康な人でも年齢には逆らえません。

 

歳を取るにつれて「卵子の老化」が始まります。
高度な不妊治療を行っても肝心の卵子が老化すると妊娠の確率は下がるのです。

 

妊娠したいなら、「35歳の壁」を意識してパートナーと話し合う事が大切です。