非閉塞性無精子症の男性でも「マイクロTESE」の手術で、顕微授精が可能になりました。



最新の検査方法(男性)

 

男性の最新検査

 

不妊治療は日々新しい治療法が紹介されています。

 

男性の不妊治療では、動物実験でスマホやパソコン等の電磁波が精巣(睾丸)機能を傷害することが明らかにされています。喫煙が男性不妊症やEDにも非常に悪い影響があり、禁煙することでEDが改善することも判明されました。

 

今回は最新の検査方法をご紹介しましょう。

 

 

 

顕微授精(ICSI)検査

顕微授精とは、体外受精と同様に体外に取り出した卵に対し、顕微鏡で観察しながら精子を直接注入する治療法です。

 

顕微授精の対象になる男性は、体外受精では受精しないほどの、極度の精子減少症がある人や、体外受精において受精率が悪い場合、受精障害がある男性です。

 

顕微授精をした場合、最新の遺伝子検査によると染色体異常、あるいは外表奇形が少し増える傾向にあることが報告されています。この遺伝子検査では、男の子が生まれた場合、乏精子症による男性不妊が遺伝する事が分かっています。

 

 

 

「マイクロTESE」

最新の顕微鏡検査により、無精子症にも画期的な治療法が開発されました。
それが「マイクロTESE」とよばれる手術です。

 

この手術により、精巣機能が低くなっている非閉塞性無精子症の男性でも、精巣の中から精子形成をしている部分を顕微鏡下に探し出し、その良好な精細管を取り出して、精子を採取する事が可能になりました。

 

また、閉塞性無精子症を治療する精路再建の手術は、髪の毛より細い糸を使って顕微鏡下で手術を行う大変難しい手術です。

 

国内では、その技術を持つ医師はごく限られていましたが、「マイクロTESE」の手術をする事で精路再建の手術をしなくても顕微授精が可能になりました。

 

 

 

最近の男性不妊のポイント

精子は温度や酸化のストレスに対して大変弱い事が分かっています。
長風呂やサウナは避けたほうがベストです。

 

タイミング療法で指定された日に、勃起不全になる「タイミングED」など心因性の問題は、1週間程度の禁欲をすると解決するという根拠のない話が広まっていますが、若い男性なら2~3日で、精巣上体に精子が満たされますから禁欲しても意味がありません。

 

その他、バイアグラが妊娠を妨げるという情報もありますが、確実性はまだまだ疑問視されています。

 

まずは出来る事から着実に行い、ストレスをためない生活が一番大切です。

 

男性の不妊は精神的要因が大きく関わっています。
まずはパートナーとの関係を大事にして、噂や情報に振り回されない様に気をつけましょう。