着床前診断は、90%以上の先進国において6000件以上が実施されています。



最新の検査方法(女性)

 

女性の最新検査

 

産婦人科の症例の中で、近年最も進んだ領域が不妊治療と言われています。

 

不妊治療といえるか分かりませんが、動物実験では自分の細胞の一部から自分のコピーを作る事も可能になっています。

 

不妊治療の場合、国によって制度も治療内容も変わってきます。
日本ではできない治療法がアメリカや他の外国なら受けられる場合も多く、経済的に余裕のある人は、海外で不妊治療に励む人もいます。

 

その中で、現在の最新の検査方法についてご紹介しましょう。

 

 

着床前診断

日本ではまだまだ馴染みの薄い着床前診断。

 

これは、妊娠する前に行う検査です。不妊症や習慣流産などで悩む女性が、この診断を受ける事で体外受精の妊娠率を上昇させたり、流産を予防したりする事ができます。

 

着床前診断とは、着床前スクリーニングとも呼ばれています。
受精卵が子宮に着床して妊娠が成立する前に、最新の医療技術で受精卵の染色体や遺伝子に異常があるかないかを調べる事ができます。

 

国内で最も行われているのは「羊水検査」

遺伝病や染色体異常を調べるために、国内で最も行われているのは羊水検査です。

 

これは妊娠15週前後に胎児を包む羊水に針を刺して吸引して、その中に含まれる胎児の細胞の遺伝情報を検査します。高齢出産の女性によく行われます。

 

羊水検査で怖いのは副作用です。

 

羊水検査の後、4週間以内に200人に1人の赤ちゃんが亡くなっていますから、検査をためらう女性は多く、病院でも検査に対して積極的でない所もあります。

 

着床前診断は、90%以上の先進国において、現在までに6000件以上が実施されています。
着床前診断そのものが原因の副作用は発表されていません。
1000人以上の赤ちゃんが無事に誕生しています。

 

 

 

男女の産み分けが可能

最先端の着床前診断を行った場合、男女の産み分けをすることができます。

 

このため、体外受精による妊娠率を向上させたり、体外受精後の流産率を減らすといった、不妊治療以外にこの診断を男女の産み分けのために利用する可能性があります。

 

日本では倫理上の問題として、着床前診断は、以前は筋ジストロフィーについてのみ着床前診断の認可がされていました。

 

 

 

最先端の不妊治療

最先端の不妊治療として、卵子の若返りが脚光を浴びています

 

これは若い卵子から遺伝子のある核を抜いた細胞質だけの卵に老化した卵子の核を移植するという方法で卵子を若返らせるという方法です。
すでにマウスと牛の動物実験では成功しています。

 

この方法が人間にも認可されれば、どんなに高齢になってからでも自分の遺伝子を持った子どもを代理出産する事が可能になります。

 

まだまだ日本では承認されていませんが、海外では不妊治療は積極的に新しい方法が効果をあげています。